みなさんは、祖父母が孫を泣きやませるため下車したことで起こってしまった群馬サファリパークの死亡事故についてご存じでしょうか?
ということで今回は「群馬サファリパークの死亡事故。祖父母が孫を泣きやませるため下車。」と題して記事をお届けいたします。
ぜひ最後までお付き合いください。
まとめ記事👇
群馬サファリパーク👇
那須サファリパーク👇
東北サファリパーク👇
野生動物の脅威👇
群馬サファリパークの死亡事故。祖父母が孫を泣きやませるため下車。
早速、群馬サファリパークの事故の詳細について見ていきましょう。
群馬サファリパークの死亡事故の詳細

1997年8月2日、群馬県富岡市にある群馬サファリパークで、園内を走行中の車から乳児を別の車に乗せようとした際に、60代の祖母がベンガルトラに襲われ、助けようとした祖父も別のトラに襲われる事故が発生しました。
どうやら「祖父母と孫が乗った車」と「孫の両親が乗った車」の2台で、サファリパーク内を走っていたようです。
孫は従業員が救助して無事でしたが、祖父と祖母は共に死亡してしまいました。
事故の概要は以下の通りです。
- 午前11時頃、群馬サファリパークの園内を走行中の車内で、乳児が泣いてぐずったため、60代の祖母が別の車に乗っていた母親に孫を渡そうと車を降りたところ、祖母がベンガルトラに襲われた。
- 祖母が襲われているのを見て、助けようとした祖父も別のトラに襲われた。
- 祖父と祖母は共に死亡。孫は従業員が救助して無事だった。
群馬サファリパーク側は、『車から降りないでください』と何度も注意喚起していたそうです。
「群馬サファリパークの死亡事故。祖父母が孫を泣きやませるため下車。」のニュース映像
こちらは「群馬サファリパークの死亡事故。祖父母が孫を泣きやませるため下車。」の当時の実際のニュース映像です。
動画内でインタビューを受けている、群馬サファリパークの高橋広報室長によると、祖母が襲われたのは車に乗る直前だったとのこと。
孫を抱いて自身も孫の母親がいる車に同乗するつもりだったようです。
高橋広報室長の話方からも、そのショックの大きさが伺えます。
ベンガルトラの特徴は?
鹿児島市平川動物公園のHPによりますと、ベンガルトラの特徴については、次のように述べられていました。
インドやネパールなどの森林地帯に生息しています。子育て中のメス以外基本単独行動で、昼間は茂みなどで休んでいることが多い。特徴的な模様は茂みの中で身を隠すのに適しており、獲物に気付かれずに近づくことが出来る。稀に青色の瞳、白い毛皮を持った白変種と呼ばれる個体が生まれる。
引用元:©hirakawa zoological park All Rights Reserved.(https://onl.bz/mJikb5B)
ベンガルトラは、時には100kgを超える牛を引きずっていくほどのパワーを持ち合わせており、仮に人間が襲われたのなら、どうしようもないことは想像に難くありません。
実際のベンガルトラの映像はこちら👇
かっこいいですが、非常に恐ろしい動物であることも良く分かります。
猛獣に関するそのほかの話題
当サイトでは、今回と同じように、猛獣に関する内容もいくつか取り上げさせていただいていますので、興味のある方はご覧ください。
「群馬サファリパークの死亡事故。祖父母が孫を泣きやませるため下車。」に対する世間の声
ここでは、「群馬サファリパークの死亡事故。祖父母が孫を泣きやませるため下車。」に対する世間の声を集めています。
おじいさんがおばあさんを助けようとして虎に向かっていくなんて、かっこよすぎる。 おじいさんはおばあさんと一緒にあの世に旅立ったけど、おじいさんは一片の悔いも無かったんだと思う。
引用元;https://www.youtube.com/watch?v=XfrnimhAzvY
ご注意看板をよく見られていなかったのか、説明をよく理解されなかったのか。人間の認識の甘さが招いた痛ましい事故。 本能で生きている生き物だし、トラに罪はない。
引用元;https://www.youtube.com/watch?v=XfrnimhAzvY
正直ネット上には、祖母が孫をつれて下車したという行動に対する厳しい声が沢山挙がっていました。
この事故が起こってしまった大きな要因は、確かにそこにあるとは思いますが、だからと言って良くない言葉遣いで批判するのも間違いであると思います。
亡くなられた祖父母の遺族の方も、見られているかもしれませんから。
そして筆者個人として心配になったのは、実際の事故現場を見た遺族や別の観光客の心理的ショックです。
トラウマになっていなければいいのですが・・・。
まとめ記事👇
群馬サファリパーク👇
那須サファリパーク👇
東北サファリパーク👇
野生動物の脅威👇
サファリパークで気を付けること
サファリパークでは、動物たちが自由に歩き回っているため、思わぬ事故に巻き込まれてしまうことがあります。
サファリパークを楽しむためにも、以下のことに注意しましょう。
- 車の窓やドアは開けない
車の窓やドアを開けることは、動物が車内に侵入する危険性があります。また、動物が車に飛び乗ってくることもあります。
- 制限速度を守る
サファリパークには、動物との接触を防ぐための制限速度が設けられています。制限速度を守らないと、動物を驚かせたり、事故につながったりする可能性があります。
- 動物に餌をやらない
動物に餌をやることは、動物の健康を害する可能性があります。また、動物が人間に慣れてしまい、危険な行動をとるようになる恐れもあります。
- 動物に近づきすぎない
動物に近づきすぎると、動物が攻撃をしてしまう可能性があります。
具体的な注意事項は、サファリパークによって異なります。入園前に、必ず園内の注意事項を確認しましょう。
また、サファリパークでは、動物たちが本来の生態を保つために、檻や柵で囲われていないことがほとんどです。
そのため、動物たちの姿を間近で見ることができ、自然に触れ合えるというメリットがあります。
しかし、その反面、動物たちと直接接触する可能性もあるため、十分に注意が必要です。
サファリパークを安全に楽しむために、これらの注意事項を守りましょう。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「群馬サファリパークの死亡事故。祖父母が孫を泣きやませるため下車。」と題して記事をお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント