みなさんは、最近話題になっている大麻グミの製造会社が一体どこなのか知りたくはありませんか?
また、グミを配った人物は罪に問われ犯人になるのかどうかも知りたくはありませんか?
ということで今回は「大麻グミの製造会社はどこ?グミを配った人物は犯人になるかも調査。」と題して記事をお届けいたします。
ぜひ最後までお付き合いください。





大麻グミの製造会社はどこ?
さて、「大麻グミの製造会社はどこ?」という内容について見ていく前に、まずは今回の大麻グミの騒動に関する詳細を確認しておきましょう。
大麻グミ騒動の詳細
現在日本のいくつかの都市で、いわゆる大麻グミを食べた若者たちが、体調不良で緊急搬送されていることが話題となっています。
大阪府の事例を紹介すると、下記のような事態になっているということです👇
大阪府警によりますと府内で今年、20代から30代を中心とした男女十数人が「大麻グミ」とみられるグミを食べた後に体調不良を訴え、救急搬送されたということです。
このうち9月にあった事例では、20代の男性がSNSで知り合った人物から「合法」と言われてグミを購入し、友人3人とグミを食べた後に全員が嘔吐などの体調不良を訴え、救急搬送されました。いずれも軽症だったということです。
引用元:©2023 ABCテレビ 無断転載を禁じます。
© LY Corporation(https://news.yahoo.co.jp/articles/acc5492356cae4109bfee7bc2ed6b7e8c2561825)
依然として、命を落とすような人が出る事態にはなっていませんが、同様の被害をなくすために何かしらの対策がとられてしかるべきだと言えるでしょう。
そして今回メインで取り上げる事例は、下記の東京都の武蔵野はらっぱまつりで起こった事例です。
東京都小金井市の都立武蔵野公園で4日にあった「武蔵野はらっぱ祭り」で、来場した40代男性が配ったグミを食べた10~50代の男女6人が、体調不良を訴えていたことが警視庁への取材で分かった。都内では10月以降、グミを食べて病院搬送される事案が複数確認されており、警視庁は大麻類似の成分が含まれていた可能性があるとみている。
引用元:©© The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved(https://www.tokyo-np.co.jp/article/290182)
ということでここからは、この東京都の事例における詳細に迫っていきます。
東京都の武蔵野はらっぱ祭りで配られた大麻グミの製造会社はどこ?
結論から言いますと、東京都の武蔵野はらっぱ祭りで配られた大麻グミの製造会社は、大阪にある「WWE株式会社」という会社です。
商号 | WWE株式会社 |
---|---|
設⽴ | 2022年4月 |
代表者 | 松本大輔 |
事業内容 | カンナビノイド製品の製造販売 |
事業所⼀覧 | 〒531-0071 大阪府大阪市北区中津1-2-21 中津明大ビル906 |
電話番号 | 050-3561-1420 |
メールアドレス | info@knockout420.com |
設立は2022年4月ということで、かなり新しい会社ですね。
また事業内容は「カンナビノイド製品の製造販売」ということです。
「カンナビノイド」とは、大麻に含まれる成分をいいます。 その数は60種を超えますが、 主な成分はTHC (テトラヒドロ カンナビノール)、CBD (カンナビジオール)、 カンナビノール (CBN)です。 大麻の毒性の大部分はTHCによるものです。 「内因性カンナビノイド」とも呼ばれます。
引用元:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/drug/drug/taima_boshi.files/03.pdf
つまりカンナビノイドとは、大麻に含まれる成分の総称のことなんですね。
この大麻の成分の中には、合法なものもあれば違法なものもあります。
詳しくは後ほどご紹介しますね。
ちなみに今回の一連の騒動に対して、株式会社WWEからは次のようなツイートがされていました。
はらっぱ祭りにてグミが配布された事案に関して本日
— Knockout_Official (@KnockoutOA) November 10, 2023
大阪市保健所 北部生活衛生監視事務所
大阪市健康局 健康推進部生活衛生課
の方々が査察に来られました。
皆様にご不安やご心配お掛けしましたが、結果としては
弊社の製造環境等に問題はないとの事でした。
ですが
弊社としましても… pic.twitter.com/CyaJ6AR4O7
はらっぱ祭りにてグミが配布された事案に関して本日
大阪市保健所 北部生活衛生監視事務所
大阪市健康局 健康推進部生活衛生課
の方々が査察に来られました。
皆様にご不安やご心配お掛けしましたが、結果としては
弊社の製造環境等に問題はないとの事でした。
ですが弊社としましても
誤食事故を防ぐ為
再発防止策を実施します。
-チャイルドロック導入
-20歳未満禁止の表記
-No THCの表記
-カンナビノイドが入ってる事の表記
上記の実施開始時期確定しましたら
当アカウントから
アナウンスさせていただきますので
よろしくお願い致します。
「健康被害まで出ているのに、製造環境等に何も問題がないことなどあり得るのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。
この詳細については、後半の「大麻グミを配った人物は犯人になるか?」というところで詳しく取り扱います。
株式会社WWEの代表、質問に答える
この大麻グミの一連の騒動を受けて、厚労省の麻薬取締部が製造会社に立ち入り調査を行いました。
その際に、株式会社WWEの代表に向けての質疑応答も行われました。
その様子は下記の動画に収められています。
大まかな質疑応答の内容をまとめると下記のようなものになります。
- 食べた人が体調不良を訴えるケースは?
-
現在、把握しているのが数カ月に1件、2件程度です。いずれも食べすぎによる『戻してしまう』状態になる方がいる
- グミの成分などについて、どんな指摘が?
-
指摘はありませんでした。製造環境については先ほど申し上げた通り、問題がないというふうな判断をいただいております
- グミの製造販売について適切だった?
-
ご自身の判断でそれらのグミを使用できない方、言葉が適切かどうか分からないですけど、その方々には今後は販売しません。未然に防ぐための我々の努力として受け止めてもらえればと思います
- 今後に関して“大麻グミ”の扱いは?
-
私たちが販売しているものは合法の成分になりますので継続して販売します
- .厚労省がHHCHを指定薬物に検討するとしていますが、どのように思うか?
-
何度も申し上げた通り、愚策だと思います。規制すればするほど新しい成分が開発されて、それらを確かめるのは我々も時間がかかりますし
- 製品に大麻成分を入れる必要がある?
-
我々の存在意義になりますので。それは大麻の良さを世界に広めるためにも
この動画のコメント欄には、下記のような声が見られました。
動画内で代表の方が語られているように、現時点で法規制に引っかかることはしていないんです。
だからと言って何をやっても社会は許してくれるというわけではなさそうです。
法規制との関係については、これから説明いたします。
今後この大麻グミの製造会社がどのような対応を取っていくのか、またどのような措置を取られていくのか、注目が集まるところでしょう。
以上が「大麻グミの製造会社はどこ?」に関する情報です。
大麻グミを配った人物は犯人になる?
ネット上では、「大麻グミ 犯人」というワードに検索数が集まっていることがわかりました。
恐らく今回の武蔵野はらっぱまつりでグミを配った人物のことを指しているとは思うのですが・・・。
大麻グミを配った人物の詳細と犯人の可能性
まずは大麻グミを配った人物について。
2023年11月18日時点で、大麻グミを配った人物について分かっているのは、下記のような情報です。
また、捜査関係者によりますと、4日午後0時半すぎ、東京・小金井市の武蔵野公園で開催された「武蔵野はらっぱ祭り」で40代の男性が配っていた「グミ」を食べて10代から50代の男女5人が体調不良を訴え、搬送される事態も発生。 グミを配った男性は警視庁に対し「食べると元気になると思い、他の人にも食べてほしいと思った」と話しているということです。
引用元:© 2023 TBS NEWS DIG Powered by JNN 無断転載を禁じます。
© LY Corporation(https://news.yahoo.co.jp/articles/53f80bb700c4fe885101f43671a198e9cb2300cd)
またニュースの報道では、盲目の白杖を突いた男性だったという情報もありました。
子供も多い祭りで配るとかやばいな🥺#HHCHグミ#大麻グミ#エディブル#合法カンナビノイド pic.twitter.com/DhSjk94qj3
— ぴえん🥺 (@SweMYOj0uUa2L1x) November 15, 2023
お祭り会場では、「その男性からグミをもらわないで」という声も聞こえたそうですね。
そしてネット上では、この大麻グミを配った人物が「犯人」と呼称されいていますが、まだ犯人と呼べるかどうかは分かりません。
犯人とは、罪を犯した本人、犯罪者のことです。
現時点でこの男性が罪を犯したという事実はないわけですから、犯人を呼ぶのは少し早とちりです。
事実、さきほどご紹介したインタビュー動画のなかでもあったように、この大麻グミを製造した会社の製造環境や大麻グミの成分に指摘はなかったとのことですので、大麻グミを配ったという行為が何か罪に問われるかというと怪しいところです。
ただしこの大麻グミには、摂取方法や接種量に決まりがあったわけですので、それを伝えずグミを配布したならば、何らかの責任には問われそうです。
また、実際に食べた人が体調を崩しているという点も問題です。
この点に関しては、刑事上の責任よりも、どちらかというと民事上の責任を問われるかもしれません。
ちなみに現時点では、警察側と武蔵野はらっぱまつりの運営が連携し、男性のついての調査が行われてはいるようです。
以下、武蔵野はらっぱまつりの公式フェイスブックの文章を引用いたします。
11月4日 (土) 武蔵野はらっぱ祭り会場内で、来場者からもらったお菓子のようなものを口にした後、具合の悪くなる方が出ました。
この件について当事者の方はそれぞれ、警察及び病院で対応していただいております。
その後、警察・病院・当事者の方々と連絡を取り合いながら、対応を進めているところです。
お伝えできることがまとまった際には、またお知らせいたします。
お騒がせして申し訳ございません。
なお、知らない人から飲食物をもらう際はお気をつけください。
2023年11月5日 第34回武蔵野はらっぱ祭り実行委員会 (本部) 080-4322-8688
引用元:https://www.facebook.com/harappamaturi/?locale=ja_JP
改めて祭り当日に起きたことの報告と、その後の経過についてお知らせします。
11月4日午前、来場者のひとりから渡されたグミ状のもの(成分については警察で鑑定中)を口にし、体調不良を訴える来場者と出店関係者が多数出てしまいました(現在確認できているのは6名です)。
このような事態に対し、実行委員会は救急車の出動を要請するとともに状況の把握に努め、会場内に注意を呼びかけるアナウンスを複数回行いました。また、昼頃までにグミ状のものを配った人を特定して警察に通報。その後の対応は警察が進めることとなりました。
なお、病院に搬送された方々は、当日および翌日中に退院し、現在のところ重篤な状態にはありません。
翌11月5日には、ホームページとFacebook上に前日の状況についてのお知らせを掲載する一方、祭り会場内でアナウンスと巡回を実施。各出店者に対して事態の周知を図り、注意喚起を行いました。
実行委員会では引きつづき、被害に遭われた方々や警察などと連絡を取り合いながら、事態の把握を進めています。
また、今回の問題を重く受けとめ、不測の事態への対応方法など、祭りの運営について話し合いを重ねていきます。
皆さまにはご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。お伝えできることがまとまり次第、改めてご報告させていただきます。
今後とも、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
2023年11月14日 第34回武蔵野はらっぱ祭り実行委員会 (本部) 080-4322-8688
引用元:https://www.facebook.com/harappamaturi/?locale=ja_JP
お知らせしています「11月4日の祭り会場で起きたことについて」の件について、現在、報道各社から数多くのお問い合わせをいただいています。
武蔵野はらっぱ祭り実行委員会は、ボランティアスタッフで開催・運営を行っており、これらの対応で生活や仕事に影響が出ております。
また、この度の件について関係各所との連携にも支障をきたす恐れも考えられます。
あわせまして、出店者への取材につきましても、営業等への影響が出ているといった声をいただいておりますため、控えていただきますよう切にお願い申し上げます。
実行委員会としてお知らせできる内容については既に掲載しておりますように、本ホームページ/Facebook 上で公開・更新していますため、ご確認いただけますと幸いです。
なお、文面でお問い合わせいただきました際には、実行委員会としてお答えできる範囲で返答を検討させていただきます。
2023年11月15日 第34回武蔵野はらっぱ祭り実行委員会
引用元:https://www.facebook.com/harappamaturi/?locale=ja_JP
武蔵野はらっぱまつりで配られたグミの正体
結論からいいますと、今回配られたグミは「HHCHグミ」というものでした。
HHCHは、下記のように説明されます。
「HHCH」は、「ヘキサヒドロカンナビヘキソール」という合成化合物の通称で、薬物に詳しい関係者によりますと、大麻に含まれる有害成分として既に規制されている「THC」=「テトラヒドロカンナビノール」に似せて作られた合成化合物とみられるということです。 現在、国内で「HHCH」は法規制の対象になっていませんが、今後、幻覚作用や記憶障害などの人体への悪影響が確認されれば、規制の対象となる可能性があります。
引用元:© 2023 TBS NEWS DIG Powered by JNN 無断転載を禁じます。
© LY Corporation(https://news.yahoo.co.jp/articles/c46514ab6c060c992374e5d4fd05dfed49ad4c6d)
THC(テトラヒドロカンナビノール)とは、大麻草に含まれる化学物質の一種で、精神作用や中毒性があることが特徴です。
THCは、大麻草の花や葉に多く含まれており、大麻草の精神作用の原因物質です。THCを摂取すると、多幸感、陶酔感、幻覚などの精神作用が生じます。
また、運動能力の低下や記憶力の低下などの副作用が生じることもあります。
THCは、日本では、大麻取締法の規制対象となるため、所持、譲渡、栽培などが禁止されています。
ではなぜ、このような危険なものが法規制されていないのかというと、最近(2022年頃)注目されはじめたものだからです。
要は新しすぎて規制が追い付いていないんですね。
だから今回のように、実際に健康被害が出て「HHCHは危険なものなんだな」と分かった段階で、規制対象にされていくわけです。
実際に今回の件を受けて、厚生労働省はHHCHを法的規制の対象にすることを検討しています。
また、大麻グミという名称の概念については、下記の記事で解説しています。

大麻グミによる緊急搬送に関する世間の声
ここでは、大麻グミによる勤給搬送に関する世間の声についてまとめています。
大麻に含まれる成分のうち、依存性のある成分が禁止されているだけなので、大麻に含まれる他の成分だけ抽出したものなら合法ということで大麻関連商品が出回っています。 禁止成分と構造式が同じでも、結合の形が少し違うだけで作用は全く違うので合法となっている成分があります。 本当に禁止成分が入っていないのか、日本で調査できる所は少ないので、問題が起きるまでは見過ごされたりします。 危険と分かっている成分がなくても、指定薬物の使用に繋がりそうな商品、販売・広告方法についても法規制した方がいいと思います。
引用元:©2023 ABCテレビ 無断転載を禁じます。
© LY Corporation (https://news.yahoo.co.jp/articles/acc5492356cae4109bfee7bc2ed6b7e8c2561825)
本来は半分づつ食べるグミ…いやそんな危ないもの売るなよ。 物の危険性はともかく、SNSでも言われてたように知らない人にもらった、それもよくわからないものをよく口にできるなと思う。 コンビニで売ってる市販のもので誰でも見たことあるものならともかく(それでもどういう状態か保証ないし)なんだろうこれ?っていうようなものを気楽に口に入れるのは自衛の意味でやめた方がいい。 タクシーの運転手さんがアメくれるのとは状況が全く違うのだから本当に気をつけて。
引用元:©2023 ABCテレビ 無断転載を禁じます。
© LY Corporation (https://news.yahoo.co.jp/articles/acc5492356cae4109bfee7bc2ed6b7e8c2561825)
合法というより脱法では。 違法薬物とほぼ同じ成分が含まれているものの法律で規制できていない薬物が使用されていたのだと思います。 以前から危険ドラック等度々問題になっていますが薬物に対してはもっと包括的に法律で禁止することはできないのでしょうか?
引用元:©2023 ABCテレビ 無断転載を禁じます。
© LY Corporation (https://news.yahoo.co.jp/articles/acc5492356cae4109bfee7bc2ed6b7e8c2561825)
脱法グミと言う事か 初回は無料で配って、2回目から高額で販売してたんでしょうかね 似たような食品てだいぶ前から指摘されてたけど、 脱法ハーブと一緒で、どんどん成分を変えて違反にならないようにして、 なかなか取り締まる法律が追い付いていないのかな
引用元:©2023 ABCテレビ 無断転載を禁じます。
© LY Corporation (https://news.yahoo.co.jp/articles/acc5492356cae4109bfee7bc2ed6b7e8c2561825)
こんな「食べ方」報道にのせたらアカンのちゃうかな…今回ぶっ倒れて怖いグミって思ったけど、安全な食べ方あるんやったら一回試しておこうってなる人いそう。身体ってみんな一緒ではないから、反応様々やからやはり危ないと思うよ!
引用元:©2023 ABCテレビ 無断転載を禁じます。
© LY Corporation (https://news.yahoo.co.jp/articles/acc5492356cae4109bfee7bc2ed6b7e8c2561825)





この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「大麻グミの製造会社はどこ?グミを配った人物は犯人になるかも調査。」と題して記事をお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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