2023年度の夏の甲子園は、慶応高校が優勝を飾り幕を閉じました。
そしてそんな甲子園とともに話題になっているのが、「判官贔屓」という4字熟語です。
いったい判官贔屓とはどのような意味なのでしょうか?
また甲子園における判官贔屓とは、何を表すのでしょうか?
ということで今回は「甲子園における判官贔屓とは?読み方や由来などについても徹底まとめ!」と題して記事をお届けいたします!
ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!
甲子園における判官贔屓とは?読み方や由来などについても徹底まとめ!
判官贔屓の読み方と由来について!
判官贔屓の読み方は、「はんがんびいき」もしくは「ほうがんびいき」です。
- 判官・・・判官という役職についていた源義経のこと。
- 贔屓・・・自分の気に入った者に対して肩入れし、優遇すること。
判官贔屓の由来ですが、これは源義経のエピソードに由来しています。
源義経は、奥州平泉に逃げた際に、藤原秀衡(ふじわらのひでひら)に助けられました。
にもかかわらず最後には、藤原秀衡の息子である藤原泰衡(ふじわらのやすひら)に殺されてしまいます。
命を助けられた人物の息子に殺されるという気の毒な最後を迎えた源義経に、たくさんの人々が同情したことから、判官贔屓という言葉が生まれました。
甲子園における判官贔屓とは?
そんな判官贔屓という言葉が、甲子園と関連して使用されています。
これについて詳しく説明すると、まず判官贔屓という言葉が甲子園で使われる際にも、いくつかのパターンがあります。
今回は判官贔屓の善悪については争点にしていません。
甲子園における判官贔屓①107年ぶりの優勝が懸かった慶応を応援する
2023年8月23日に行われた甲子園の決勝の対戦カードは、仙台育英高校VS慶応高校でした。
仙台育英高校は、前年度の甲子園優勝校でした。
かたや慶応高校は、107年ぶり2回目の優勝をかけた決勝戦でした。
優勝した時にインパクトが大きいのは、おそらく107年ぶりの優勝となる慶応高校でしょう。
これが理由で慶応高校を応援するのは、立派な判官贔屓と言えます。
甲子園における判官贔屓②慶応の応援が多いから仙台育英を応援する
107年ぶりの優勝が懸かった慶応を応援する人が多いと、必然的に仙台育英高校を応援する人が少なくなりますよね。
そうすると、仙台育英高校はかわいそうになってきますよね。
これが理由で仙台育英高校を応援しようとすると、判官贔屓になります。
甲子園での判官贔屓はよくあること
今回は、2023年の夏の決勝戦であった「仙台育英高校VS慶応高校」を例に取り上げましたが、判官贔屓は甲子園ならよくあることです。
もっといえば、甲子園のみならず、勝負事ならなんでもありうるものです。
そして最初にもお話ししましたが、判官贔屓に善悪はないと思います。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「甲子園における判官贔屓とは?読み方や由来などについても徹底まとめ!」と題して記事をお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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