皆さんは、ハイチュウは太る&消化に悪いという噂が本当か知りたくはありませんか?
ということで今回は「ハイチュウは太る?消化に悪いって本当?成分などを調べてみた!」と題して記事をお届けいたします。
ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
この記事の中でも説明していますが、ハイチュウだけが特別太りやすいとか、体に悪い、消化に悪いなどの認識は間違っています。
どの食品でも、食べ方や摂取量によっては、太る原因になりうりますし、健康被害も出ます。
なので特別ハイチュウだけを避けなければいけないということはありません。
ハイチュウ好きの方は安心してくださいね。
ハイチュウは太る?消化に悪いって本当?成分などを調べてみた!
ハイチュウは、森永製菓会社が製造・販売・発売しているチューイングソフトキャンディです。
ハイチュウは1975年に誕生しました。
最初はストロベリー味のみでしたが、その後アップル、オレンジと、どんどんフレーバーが増えていきました。
一口サイズで食べやすく、気軽に食べられるのが特徴で、これまでたくさんの人に愛されてきました。
2020年には45周年を迎えているご長寿商品の1つです。
そんなハイチュウについて調べていると、「ハイチュウ 太る」「ハイチュウ 消化に悪い」などのワードに検索数が集まっていることが分かりました。
ということでここからは、ハイチュウの原材料や成分、カロリーなどを確認し、ハイチュウが太る・消化に悪いなどと言われる理由を探っていきたいと思います。
ハイチュウの原材料や成分、カロリーなど
ハイチュウの原材料や成分、カロリーなどはこちらです。
原材料
<グレープ>水あめ(国内製造)、砂糖、植物油脂、ゼラチン、濃縮グレープ果汁、ミックスジャム(りんごを含む)/酸味料、グリセリン、香料、乳化剤、アカキャベツ色素、クチナシ青色素
<ストロベリー>水あめ(国内製造)、砂糖、植物油脂、ゼラチン、濃縮ストロベリー果汁、乳酸菌飲料(乳成分を含む)/酸味料、グリセリン、香料、乳化剤、アカキャベツ色素
<グリーンアップル>水あめ(国内製造)、砂糖、植物油脂、ゼラチン、濃縮アップル果汁/酸味料、グリセリン、乳化剤、香料、ベニバナ黄色素、クチナシ青色素
栄養成分
[ 1粒 (標準4.3g) 当たり ]
エネルギー:18kcal
たんぱく質:0.07g
脂質:0.34g
炭水化物:3.6g
食塩相当量:0g
(推定値)
アレルギー関連情報
乳、リンゴ、ゼラチン
結論から言いますと、ハイチュウに他のお菓子や食品と違って、特別危険視するべきものが入っていません。
もしかしたら一部聞きなれない成分などもあり、不安に思う方かもいるかもしれません。
例えば、アカキャベツ色素、クチナシ青色素などです。
ただこの2つは、果物の果汁からとれる植物性の色素によって色が付けられているので、人工的な着色料は使っていないのが特徴です。
植物性の色素、つまり天然着色料については、次のようなメリットがあります。
野菜や果物から自然な着色料を作ることができます。 それらは人間に対してほとんど無毒です。 たとえば、ビーツは食品を染色するために使用できる赤色の染料を生成します。 いくつかの 天然色素 それ自体がビタミンであるか (例: リボフラビン)、またはビタミン活性 (例: β-カロチン) を持っているため、栄養効果 (抗酸化剤および抗菌剤) があります。 薬理学的効果を持つものもあります (強力な肝臓、利尿など)。 ただし、アナトーやカルミンなどの一部の物質は、生命を脅かすアナフィラキシーショックにつながる重度のアレルギー反応を引き起こす可能性があります. 天然植物染料は敏感肌の方にも安心です。
引用元:©著作権 – レインボービッチ。 全著作権所有(https://www.rainbowextract.com/ja/advantages-and-disadvantages-of-natural-colorants/)
天然着色料は、肌にも優しいのですね。
また、乳化剤を心配する方もいるかもしれません。
ですが乳化剤は、食品にツヤを出したり味を保ったりするために、多くの食品に使われています。
よって、特に危険視するような成分ではありません。
もちろんこれらに一切の危険性がないとは言い切れませんが、適切な摂取量や使い方さえ守られていれば、特に目くじらを立てるようなものではありません。
ハイチュウが太るかどうかの判断要素は?
これは、ハイチュウに限ったことではありませんが、ある食品が太るかどうかを判断する基準としてみて欲しいのは、下記の3つの数値や内容量です。
- カロリー
- 炭水化物
- 脂質
一つずつ見ていきましょう。
①カロリー
ダイエットなど、お菓子を食べることによって太ることを特に懸念する場合は、1日あたりの摂取カロリーの10%程度までのお菓子を食べるのが目安です。
目安としては、100~200kcalほどになります。
カロリーの取りすぎが肥満につながるメカニズムについて、「グレースドクターズダイエット」さんのHPでは次のように説明されています。
食べ過ぎてしまうと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、残ったエネルギーは貯蔵に回されます。 この貯蔵されたエネルギーが体脂肪へ変わり肥満に繋がります。
引用元:©グレースメディカルクリニック All Rights Reserved.(https://onl.bz/E4AtZ3d)
②炭水化物
お菓子には、ご飯やパンなどの主食で摂取する炭水化物も含まれています。
そのため、お菓子で摂りすぎると、血糖値が上がりやすくなり太りやすくなります。
1日あたりの炭水化物の摂取量は90~100g程度が目安です。
主食と併せてオーバーしないように注意しましょう。
炭水化物=糖質+食物繊維
そして大正製薬のHPによると、糖分の取り過ぎは下記のようなメカニズムで太り過ぎに繋がるそうです。
食事で糖質を摂ると血糖値が上がり、膵臓から血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。
引用元:(c) Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. All Rights Reserved.(https://onl.sc/WMwuQhG)
実は、このインスリンには血中の糖分を脂肪に換えて体にため込む働きが。
血糖値が緩やかに上昇するのであれば問題ありませんが、急激に上昇するとインスリンは過剰に分泌され、体に脂肪をため込みやすくなってしまいます。
また糖分の取り過ぎは、太りやすくなるということだけではなく、眠くなったり、イライラしてしまったりするなどの影響もあります。
③脂質
お菓子には、脂質が多く含まれているものも多いです。
脂質は1gあたり約9kcalと、炭水化物やタンパク質よりもカロリーが高いため、摂りすぎるとすぐにカロリーオーバーになります。
1日の総摂取カロリーの約30%程度が目安ですが、お菓子に寄より太ることを心配しているのであれば、20%程度を目安にしましょう。
食べる時間も重要
また、ハイチュウで太るのが嫌なのであれば、食べる時間帯にも気を遣いましょう。
うしく整形外科クリニックさんの情報によりますと、夜遅くに食事をすることは、下記のようなメカニズムで太る理由につながります。
夜遅くに食べると太る理由は、食べてすぐに寝てしまうことでエネルギーが消費されず、脂 肪として溜め込まれるためと言うことが一つ目。 これはよくご存知だと思います。 また、胃酸 の活動も午後8時がピークで、その後の食事は消化器系の負担が多くなることが二つ目。
引用元:©うしく整形外科クリニック(https://www.ushiku-clinic.com/wp-content/uploads/2019/04/42-3.pdf)
よって、ハリボーグミを食べる時間帯は、あまり遅くなり過ぎないようにするのが良いでしょう。
結論、ハイチュウの摂取量はどれほどにしておくべきなのかは、もう一つの「ハイチュウは消化に悪い?」の後に述べたいと思います。
この記事の中でも説明していますが、ハイチュウだけが特別太りやすいとか、体に悪い、消化に悪いなどの認識は間違っています。
どの食品でも、食べ方や摂取量によっては、太る原因になりうりますし、健康被害も出ます。
なので特別ハイチュウだけを避けなければいけないということはありません。
ハイチュウ好きの方は安心してくださいね。
ハイチュウは消化に悪い?
ちなみに、ハイチュウの食べ過ぎで消化に悪くなると言われていますが、本当の所はどうなのでしょうか?
ハイチュウはむしろ食べ過ぎると下痢・消化不良の原因になる
結論から言いますと、ハイチュウはむしろ食べ過ぎると下痢・消化不良の原因になります。
ハイチュウには、ゼラチンや様々な添加物が含まれています。
下記はグミの例ですが、下痢の改善相談室さんのHPによると、次のように説明されています。
スーパーやコンビニには子供の好きなグミ製品がたくさん並んでいます。そしてそれは24時間営業ですのでいつでも気軽に買うことが出来ます。果汁グミは封を切った瞬間から人工的な香りがしています。 それは強い香りとなっていて刺激臭ともとれますが食べると舌がピリピリするような感じもあります。こういったものを子供の頃から食べていると胃の粘膜が荒れてしまい、お腹を壊してしまう場合があります。
そのグミなどの食べ過ぎによって下痢などの症状を引き起こすことがあります。 グミにはゼラチンのほか添加物がたくさん入っています。人口の甘味料も使用されています。人口の甘味料の成分の中にソルビトールという成分が入っています。 それ自体に毒性はないのですが人が一日に50g以上摂取すると水分が吸収されにくくなり下痢を起こすおそれがあります。 グミと言うお菓子に限らず添加物の多いお菓子は摂り過ぎない様にしましょう。
引用元:©2012 下痢の改善相談室.(https://element-body.com/11634/cause/)
このように、ハイチュウに含まれているゼラチンや添加物の過剰摂取は、むしろ下痢・消化不良に繋がるのです。
にも関わらず、ハイチュウが消化に悪いという噂が出ているのは、おそらくハイチュウがガムによく似ているからではないでしょうか?
ちなみにガムが消化されにくいのは、「糖アルコール」という成分が含まれているからです。
甘味料には「糖アルコール」という成分があり、主なものとしてマルチトール・ラクチトール・キシリトール・ソルビトール等があります。
引用元:© 2023 LOTTE CO., LTD. All rights reserved.(https://onl.sc/jbfFYew)
糖アルコールは小腸で消化・吸収されにくいため、吸収されなかった糖アルコールがそのまま大腸に到達し大腸内の浸透圧が高くなり、これを下げる為に体内の水分が集まる事で起こると言われています。
しかし、先ほどご確認いただいたように、、ハイチュウに糖アルコールは入っていませんね。
ハイチュウは1日何個にするべき?
これには様々な見解があると思いますが、当サイトそしては、ハイチュウは1日1個がベストであると言えるでしょう。
先程お示ししたカロリー、脂質、糖質などの摂取量から考えれば、ハイチュウを1日に2、3個食べたところで、すぐに健康被害が出るほどの栄養素をとってしまうことにはなりません。
ただし、先程も申し上げた通り、たいていの人は一日にハイチュウ以外の食事も口にします。
そうすると、そこからも栄養素をとっているわけです。
そして日本人は従来より、炭水化物(糖質)の取りすぎが指摘されています。
よってたいていの方は、ハイチュウを食べようと食べまいと、1日にとっていい糖質の量を超えている可能性が高いということです。
それならば、1日に食べるハイチュウの量は、1個に抑えておくのが無難でしょう.
おまけ:ハイチュウの人気フレーバーランキング!
ここでは、大手ランキングサイト「みんなのランキング」さんともとに、ハイチュウの人気フレーバーランキングTOP5をご紹介します!
1位、森永製菓 ハイチュウ<グレープ>
2位、森永製菓 すッパイチュウ レモン味
3位、森永製菓 ハイチュウプレミアム 赤ぶどう
4位、森永製菓 ハイチュウ グリーンアップル
5位、森永製菓 ハイチュウプレミアム 白ぶどう
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ハイチュウは太る?消化に悪いって本当?成分などを調べてみた!」と題して記事をお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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