MENU

岡田監督の”アレ”とは?なぜ抽象的な表現を使うのかも解説!

  • URLをコピーしました!
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

みなさんは、阪神の岡田監督が試合中に用いる”アレ”とは何か知りたくはありませんか?

また、岡田監督が”アレ”という抽象的な表現を使うのはなぜか知りたくはありませんか?

ということで今回は「岡田監督の”アレ”とは?なぜ抽象的な表現を使うのかも解説!」と題して記事をお届けいたします。

ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!

目次

岡田監督の”アレ”とは?

さて、「岡田監督の”アレ”とは?」について見ていく前に、まずは岡田監督に関する基本情報を軽く紹介します。

岡田監督の基本情報

基本情報
出身地大阪府大阪市中央区
生年月日1957年11月25日
本名岡田 彰布(おかだあきのぶ)
選手情報
投球・打席右投右打
ポジション二塁手、三塁手、一塁手、外野手
プロ入り1979年 ドラフト1位
初出場1980年4月11日
最終出場1995年10月2日(公式戦)
1996年3月26日(引退試合)

岡田監督は、現在阪神タイガーズの監督をされています。

これまでの簡単な経歴がこちらです👇

選手歴
北陽高等学校➡早稲田大学➡阪神タイガース (1980 – 1993)➡オリックス・ブルーウェーブ (1994 – 1995)
監督・コーチ歴
オリックス・ブルーウェーブ (1996 – 1997)➡阪神タイガース (1998 – 2008)➡オリックス・バファローズ (2010 – 2012)➡阪神タイガース (2023 – )

岡田監督は、その昔選手としても輝かしい成績を残されています。

高校1年生の時には甲子園に出場し、早稲田大学時代には東京六木学リーグ歴代1位の打率(.379)と打点(81)を記録しました。

また、阪神に入団して1年目で、新人王の称号を獲得。

その他にも、ベストナイン賞、ゴールデン・グラブ賞などを獲得し、1985年には阪神を日本一に輝かせました。

現在は阪神の一軍監督として活躍されています。

そんな岡田監督について調べていると、「岡田監督 アレとは」「岡田監督 アレ なぜ」というワードに検索数が集まっていることがわかりました。

ということでここからは、以下の流れで記事を進めていきます。

  • そもそも岡田監督の”アレ”とは何なのか。
  • 岡田監督が”アレ”という抽象的な表現を使うのはなぜなのか。

そもそも岡田監督の”アレ”とは何なのか。

結論から言いますと、岡田監督の”アレ”とは優勝のことです!

これはスポーツ報知の記事にて、明かされていた事実です。

担当した営業部の阪本三千男氏(50)は「ファンの方が『アレ』と呼ぶことも見越しています。その中で『アレ』は優勝を指す言葉ですが、どういう思いで取り組むかが大事だと考えました」と説明した。

引用元:©The Hochi Shimbun.(https://hochi.news/articles/20221217-OHT1T51175.html?page=1)

実際に岡田監督が”アレ”を使ったシーンがこちら👇

ちなみに岡田監督の”アレ”の意味は、野球ファンの間では有名なようです。

実際に”アレ”を使ってツイートされている方が多数おられました。

また、2023年の阪神のスローガンは、”アレ”をもじって『A・R・E』となっています。

岡田監督は10月中旬に就任してから、耳にたこができるくらい「アレ」と口にしており、選手や世間に定着しつつある。「アレ、アレって言ってるから。1年間はこれを通して、頑張りたい」。自身の第1次政権下の05年以来となる「アレ」へ、新スローガンも「A.R.E.」。指示語の一本やりで戦う。(小松 真也)

引用元:© The Hochi Shimbun.(https://hochi.news/articles/20221217-OHT1T51175.html?page=1)

凄くユーモアのあるスローガンの決め方ですよね!

ファンにとってもうれしいスローガンなのではないでしょうか?

また今回のスローガンは、ただファンの間で使われているからという理由で『A・R・E』になっているわけではありません。

3文字のアルファベットそれぞれに意味があります。

  • Aim!(目的・狙い)・・・チームとして明確な目標を持つ
  • Respect!(尊重する・遵守する)・・・野球や諸先輩方を敬って取り組む気持ち
  • Empower!(力を与える)・・・個々のパワーアップ

非常によく考えられたスローガンで素敵ですよね!

岡田監督が”アレ”という抽象的な表現を使うのはなぜなのか。

さてここからは、「岡田監督が”アレ”という抽象的な表現を使うのはなぜなのか。」について見てきます。

先に結論から言いますと、岡田監督が”アレ”という表現を使う理由は以下の2つです👇

  • 優勝を過剰に意識しないようにするため
  • 優勝を逃すというジンクスを避けるため

一つ一つ説明していきますね!

岡田監督が”アレ”を使うのはなぜ?①優勝を過剰に意識しないようにするため

下記の文章は、スポーツ報知が報じていた記事の一部を引用したものです👇

阪神は17日、2023年シーズンのチームスローガンが「A.R.E.」に決まったと発表した。球団は正式な読み方を「エー・アール・イー」としたが、ローマ字読みすれば「アレ」。
意識し過ぎないように「優勝」のことを「アレ」と代用してきた岡田彰布監督(65)は営業部と選定作業を行った末に「おーん、これでいこう」と決断した。

引用元:© The Hochi Shimbun.(https://hochi.news/articles/20221217-OHT1T51175.html?page=1)

ですがこの理由を聞いた人の中には、優勝を意識しないようにするのにそんなに意味があるのか疑問に感じる人もいるかもしれません。

しかしこれは、スポーツをやっている人なら良く分かると思うのですが、価値を意識した瞬間、どうしても保守的なプレーに変わってしまうんですよね。

筆者も実際に12年間、あるスポーツをプレーし続けているのですが、価値を意識した瞬間プレーが消極的になり、逆転負けしてしまうということも少なくありません。

逆に言えば、相手が価値を意識した瞬間は、逆転のチャンスでもあります。

恐らく野球も同様で、優勝を意識した瞬間から「勝ちたい」という意識から「負けたくない」という気持ちに変わってしまうのでしょう。

そのような意識の変化が起こることによって、例えば今まで勇気をもってバットを振りに行っていた場面で振れなかったり、投げる球が単調になってしまったりすることなどが考えられます。

これが、「優勝を過剰に意識しないようにする」ということの目的でしょう。

岡田監督が”アレ”を使うのはなぜ?②優勝を逃すというジンクスを避けるため

実は阪神タイガースは、過去に2度も、優勝を目前にし逆転されるという経験をしています。

一度目は2008年のこと。

このシーズン開始時、2位の阪神巨人に一時13ゲーム差をつけて、1位をひた走っていた阪神タイガース。

そんな阪神タイガースの絶好調ぶりを見て発売されたのが、こちらの雑誌です

タイトルは「08激闘セ・リーグ優勝目前号 Vやねん!タイガース」です。

嫌な予感がしますね(笑)

それまで他のチームに圧倒的な差をつけられてトップにいた阪神タイガースですが、上記の雑誌が発売された時期から、雲行きが怪しくなっていったんです。

最終的には、巨人に逆転優勝を許す形となってしましました。

そしてその時の監督が他でもない岡田監督だったんです。

ちなみにそのシーズン逆転優勝を果たした巨人は、序盤は非常に調子が良くありませんでした。

そんな状況から大逆転をした巨人をたたえる言葉として、「メークレジェンド」という言葉もできました。

まさに阪神タイガースにとっては伝説的敗北であり、巨人にとっては伝説的な勝利だったわけです。

ちなみに「メークレジェンド」の語源は、長嶋茂雄さんの「メークドラマ」です。

2度目は2021年のこと。

このシーズンも2008年同様に、阪神タイガースの滑り出しが非常に良かったんです。

それにかんがみて、関西のABCテレビが特番を放送しました。

その特番のタイトルはこちら

『優勝してしまう!』

嫌な予感しかしませんね(笑)

そして皆さんお察しの通り、阪神は途中から大失速し、ヤクルトスワローズに逆転優勝を許してしまう結果となったのです。

このような出来事から、ジンクスを避けるために”アレ”という表現を使っているのでしょうね。

岡田監督が”アレ”を使い始めたきっかけと時期

ちなみに、岡田監督が優勝を”アレ”と表現し始めたのはいつからのことなのでしょうか?

そしてきっかけは何だったのでしょうか?

まずきっかけですが、これは2008年に行われた交流戦です。

この交流戦のプレーがあまり良くなかったのか、コーチが選手たちに次のような言葉を放ちました。

『こんなんだったら優勝できないぞ!』

そしてこのシーズンは、先程もご説明したように、序盤非常に調子が良かったものの、巨人に逆転優勝を許してしまった年。

この交流戦も、まだ調子が良かったときにあったものでした。

岡田監督は、『こんなんだったら優勝できないぞ!』という言葉の中には、暗に『今優勝に近づいている』という意味を含んでいると考えたのかもしれません。

これをきっかけに、岡田監督は「優勝」ということ言葉を不用意に使わなくなったようです。

理由を説明するために岡田が持ち出したのは、阪神監督時代の2008年、ソフトバンクと交流戦の優勝を争い、最終戦で逃したというエピソードだった。

「コーチがな、ミーティングでよ。『お前ら、こんなんやったら優勝でけへんぞ』って言いよったんよ。あれからアカンようになったんよ」

そのコーチの意図は、もちろん選手の気を引き締めるためのものだろう。

しかし岡田は、それを逆に“心のスキ”と見たのだ。

引用元:© 2008-2023 PRESIDENT Inc. (https://president.jp/articles/-/69619?page=2)

そして実際に岡田監督が”アレ”という言葉を使い始めたのは、2010年のこと。

当時オリックスの監督を務めていた岡田監督は、交流戦の勝利に関して報道陣から尋ねられた際に、「アレ」という表現を使い始めました。

岡田監督の”アレ”に対する世間の声

ここでは岡田監督の”アレ”に関する世間の声を集めています。

https://twitter.com/sato_8ARE/status/1692533106165928274

この記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「岡田監督の”アレ”とは?なぜ抽象的な表現を使うのかも解説!」と題して記事をお届けいたしました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

類まれなる飛行能力を活かして、世界の様々なニュースを集めてくる情報屋。性格は真面目で、情報の真偽については慎重に調査してくれる。

コメント

コメントする

目次