みなさんは、野原せましがクズと言われる理由について知りたくはありませんか?
また、野原せましの原作アニメの初登場回について知りたくはありませんか?
ということで今回は「野原せましがクズと言われる理由!原作・アニメの初登場回も調査!」と題して記事をお届けいたします!
ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!
野原せましがクズと言われる理由!
『クレヨンしんちゃん』は、臼井儀人による日本の漫画作品で、1990年に双葉社『漫画アクション』にて連載が開始しされ、2000年に『まんがタウン』へ移籍しました。
主人公は、5歳の幼稚園児の野原しんのすけで、彼が巻き起こす騒動に両親をはじめ周囲の大人たちが振り回される日常を描いたギャグ漫画作品です。
また『クレヨンしんちゃん』は、1992年4月13日からテレビ朝日系列でアニメが放送されています。
1992年4月13日の放送開始当初は月曜19:00から放送されていましたが、2023年6月時点では土曜の16:30 – 17:00の放送枠で放送されています。
さて、そんなクレヨンしんちゃんに出てくる「野原せまし」というキャラクターを皆さんはご存じでしょうか?
野原せましとは?
名前 | 野原せまし |
年齢 | 40歳 |
続柄 | 野原ひろしの兄 |
職業 | 秋田で農家 |
声優 | 細谷佳正 |
野原せましは、しんのすけの父親・野原ひろしの5歳上の実の兄です。
野原狭しは、弟であるひろしから、「アニキ」「あんちゃん」などと呼ばれています。
たまに小さな小競り合いはあるものの、仲直りは早く、兄弟仲は悪くないと言えます。
原作漫画、アニメでも登場頻度は少なめです。(詳しくは後述)
ちなみに声優は、細谷佳正(ほそやよしまさ)さんで、進撃の巨人のライナーブラウンやゴールデンカムイのゲンジロウ・タニガキなどを演じています。
そんな野原せましですが、名前に現れている通り非常に心が狭く、ネット上では「野原せまし クズ」というワードがよく検索されるという大変残念なことになっています。
これが実在する人物であれば取り上げないのですが、野原せましは弟の野原ひろしと対照的な性格を持ったキャラとして意図的にデザインされている訳です。
よってここからは、野原せましのクズエピソードとして語られているものをご紹介します!
野原せましのクズエピソード⓵コミックス24巻
これは野原ひろしの父親・つまりしんのすけのお爺ちゃんに当たる野原銀の介が、しんのすけの家に立ってきていた時のことでした。
野原ひろしの兄・野原せましも、父・銀の助を連れ戻すために同じく秋田からしんのすけの家にやってきました。
その時野原せましがしんのすけの家までやってきた方法はなんと、ヒッチハイクでした。
理由は電車賃がもったいないから。
正直これに関しては、倹約家であるともいえるでしょう。
また、ヒッチハイクで秋田から埼玉に来れるポテンシャルがすごいと思います。
もし着けなかったらどうするつもりだったのかは非常に気になりますが・・・。
野原せましは、しんのすけたちのために、親からおまんじゅうのお土産を預かっていたのですが、到着までにすべて食べてしまっていたのです。
とはいえこのエピソードについても、クズというよりは、わざわざお土産があったことをばらさなきゃよかった話なので、天然なのかなと少し思いました。
このエピソードだけなら、クズどころかスゴイ・ちょっと天然という感じでしたが、問題はここからでした。
野原せましから見てしんのすけは、甥っ子に当たるわけなのですが、せましはしんのすけをだっこすることを拒否しました。
理由は、パワーが減るから。
せっかくの再開、そしてかわいい甥っ子なのですから、だっこぐらいしてあげればいいのに・・・。
これは確かに世間から「野原せましはクズだ。」と言われてしまうのも分かる気がします。
野原せましのクズエピソード②コミックス40巻
これはしんのすけ一家が、ひろしの実家である秋田県を訪れたときのこと。
実家を訪れたしんのすけ一家は、噂の野原せましと対面するわけなのですが、せましはしんのすけ一家に次のように言い放ちました。
「光熱費がかかるから早く帰っていいよ」
遠いところからわざわざやってきた弟家族に対する発言とは思えません。
また、しんのすけ一家を連れてドライブに行こうかという話になったのですが、野原せましは「ガソリンがもったいないから」という理由で、ドライブを取りやめてしまったのです。
これはクズというより、ケチとかダサいとかそっち方向な気がしますね。
せっかくの弟家族の前なんだから、かっこいい所見せればいいのに・・・と思いますね。
野原せましのクズエピソード③「せましおじさんとスキーだゾ」
野原せましとともにスキーにやってきたしんのすけ一家。
その際に野原せましは、次のような行動をとります👇
- リフト代がもったいないので、雪山の頂上までスキーで歩いてのぼる。
- スキーに付き合わされていることを疲れるだけで得がないと嘆く。
せっかく遊びに来たのに、すごく冷めるひとこと・・・。
クズとはいかないまでも、ちょっと嫌ですよね。
また、しんのすけが連れてきた「スキーを教えて欲しいお姉さん」に対しては、しっかりレッスン料を請求しました。
かっこいいところを見せればいいのに・・・と思いますが、そもそも野原せましは、「彼女がいるとお金がかかるからいらない」と考えているので、女の人にいいところを見せようという気がハナからないようです。
また別の話ですが、野原せましは服が擦り切れるという理由で、服を触られるのも嫌がったことがあります。
野原せましはクズというよりケチ
これまでのエピソードを見て思ったのは、野原せましはクズというよりケチということです。
これだけ極度のケチとなると、独身で当たり前なのかなと思ってしまいそうですが、実は野原せましは、原作漫画の中できちんと恋愛も、そして結婚もしています。
アニメでは女性に対してほとんど興味を示さないせましですが、原作ではかなり違うのです。
野原せましの恋愛模様
野原一家が秋田を訪れた際、野原せましは喫茶店で働く女性・こまちに魅了されます。
好きでもないコーヒーを毎日注文し、店に足繁く通いつめるほど、こまちはせましにとって特別な存在でした。
そしてついには、こまちとデートの約束を取りつけることに成功します。
しかし、デートの日がやって来たとき、こまちの元夫が現れ、二人の間柄は一変します。
元夫はこまちに「やり直してほしい」とお願いし、こまちはそれに応じました。
こうしてせましとこまちの恋は幕を閉じることとなります。
しんのすけは「(元夫が)もう一日遅ければ…」と残念そうに語りますが、せまし自身は前向きな態度を見せ、過去を振り返ることはありませんでした。
そして2020年9月のまんがタウン(『新クレヨンしんちゃん』11巻)では、お見合いパーティーで出会ったシングルマザーの小鹿野育菜との婚約が明かされました。
せましは育菜を大切に思いつつ、彼女の連れ子である樹と菜摘の為にも、立派なお父さんであろうとしていました。
また後に、育菜との間に生まれた男の子、野原芽生の父親となったことで、せましは一気に三人の子供の父親となりました(『新クレヨンしんちゃん』12巻)。
このように原作内でのせましの恋愛観は、奥手でありながらも、自身を大切に思う相手の前では度胸を見せることが多いです。
前半はクズ・ケチなエピソードを中心に紹介しましたが、なんだか対照的な印象を持ちますね。
以上が、野原せましに関するクズエピソードに関する詳細です!
野原せましの原作・アニメの初登場回も調査!
まずは、野原せましの原作の登場回から。
野原せましの原作の初登場回は?
結論から言いますと、野原せましの原作初登場回は、先ほど紹介したクレヨンしんちゃん第24巻のエピソードです。
野原せましが銀の助を連れ戻しにやってくる話ですね!
そして次の登場は、クレヨンしんちゃん40巻です。
これには先ほど紹介した「光熱費がもったいないから早く帰っていいよ」の話と、喫茶店での恋愛の話が収録されています。
そして後は先ほど紹介した結婚の話が「新クレヨンしんちゃん」の11巻に、子供が生まれた話が「新クレヨンしんちゃん」の12巻に収録されました。
野原せましのアニメの初登場回は?
結論から言いますと、野原せましのアニメでの初登場回は、2022年8月6日(土)に放送された「野原さんと物語~遅れてきたせましSP~」の「野原せまし登場!だゾ」です!
予告動画はこちらです👇
2022年はクレヨンしんちゃんの記念すべき30周年の年で、初登場の際には「野原せまし」がTwitterでトレンド入りするなど、非常に大きな話題を呼びました。
また、原作とは少し変わった設定になっている部分もありました。
原作では父・銀の助を連れ戻すために埼玉にやってきていましたが、アニメでは「ひろしに、ずいぶん前に借した3000円を返してもらうため」に埼玉にやってきていました。
家族なんだからそんなに慌てなくてもいいでしょうに・・・。
そして2回目の登場は、2022年10月1日の「せましおじさんと焼き肉だゾ」の回。
3回目は12月24日に放送された「しんのすけ5歳・父ちゃん5歳だゾ」の回。
4回目の登場は先ほど紹介した、2023年1月28日の「せましおじさんとスキーだゾ」の回でした。
初登場の回からかなり高い頻度で出ているので、もしかしたら恋愛エピソードが描かれるのも、そう遠くないかもしれませんね!
以上が、野原せましのアニメ、原作の初登場回に関する情報でした!
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「野原せましがクズと言われる理由!原作・アニメの初登場回も調査!」と題して記事をお届けいたしました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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