皆さんは、聖マリアンナ医科大学東横病院の閉院理由や口コミについて知りたくはありませんか?
また、高齢化なのになぜ病院が閉院するのか不思議には思いませんか?
ということで今回は「聖マリアンナ医科大学東横病院の閉院理由。高齢化で病院がつぶれるのはなぜ?」と題して記事をお届けいたします。
ぜひ最後までお付き合いください。
聖マリアンナ医科大学東横病院の閉院理由と口コミ
2023年9月29日、「聖マリアンナ医科大学東横病院(川崎市中原区)が2024年3月末に閉院すること」が、各種報道機関から報道されました。
この聖マリアンナ医科大学東横病院は急性期病院として地域医療を担ってきましたが、少子高齢化を背景に患者の受け入れ数が減少するなどして経営状況が悪化していました。
医療界でよくつかわれる「急性期病院」と言うことば。急性期病院と言われましても一般の方にはピンとこない言葉です。よく聞きなれた言葉で「救急病院」があります。救急病院とは消防法によると“救急隊により搬送される傷病者の医療を担当する病院”と規定されています。一方、急性期病院の「急性期」とは病気が発症し急激に健康が失われ不健康となった状態をいい、発症後おおよそ14日間以内が急性期の目安とされています。
という事で急性期病院とは、急性疾患または重症患者の治療を24時間体制で行なう病院のことを指します。急性期病院は急性期の患者さん・救急の患者さんのために機能を強化し体制を整えた病院ですので、どうしても一般外来等で皆様をお待たせしご迷惑をおかけしてしまうことがあります。国としても、大きな病院の混雑緩和のために、急性期病院と近くの医院・診療所との機能を分けた「かかりつけ医」という制度を推奨しています。
引用元:© きつこう会ヘルスシステム, All Rights Reserved.(https://tane.or.jp/archives/3994)
同病院関係者は「近隣病院や関係機関と連携し、患者に負担がかからないよう丁寧に対応したい」としているそうです。
現在受け入れている患者に、どこの病院に移ってもらうかなどを検討されているのでしょうね。
今回閉院が決まった聖マリアンナ医科大学東横病院は、1947年10月に聖マリアンナ会東横病院として開院しました。
約75年もの長期に渡って、緊急または重症な患者を対象に、手術などの集中的な治療を提供する急性期病院として、地域を支えてきました。
また、2020年に新型コロナウイルスが感染拡大して以降は、発熱検査外来を設け、対応に当たってくださっていました。
聖マリアンナ医科大学東横病院の閉院理由。(少子高齢化で病院がつぶれるのはなぜ?))
報道されている文章にて、聖マリアンナ医科大学東横病院の閉院理由は以下のように述べられています👇
同病院は急性期病院として地域医療を担ってきたが、少子高齢化を背景に患者の受け入れ数が減少するなどして経営状況が悪化していた。
引用元:©2023 神奈川新聞社 無断転載を禁じます。
© LY Corporation(https://news.yahoo.co.jp/articles/e8df4b5121fbdbbf1129c5364ff1d99c1f99047d)
そしてこの文章を読んだ人の中には、『少子高齢化で患者さんは増えるそうなのに、なぜ病院は経営悪化するのだろうか』と疑問に思った人がいるのではないでしょうか?
結論から言ってしまうと、聖マリアンナ医科大学東横病院の閉院理由(少子高齢化で病院がつぶれる理由)は、少子高齢化によって跡継ぎや働き手が減るからです。
下記の情報は、公益社団法「全日本病院協会」HPに掲載されているないようです👇
②医療従事者不足
社会保障国民会議へ提出された2025年度医療介護費用の財政試算の基礎データでは、医師数が27万人から33~34万人へ、看護師数が130万人から170万~204万人へ、介護職員数は117万人から211万~255万人へと増員が必要とされている。医師や看護師数ですら現在の養成計画ではまだ不足する計算であるが、医療に関係する人材の確保以上に大きな課題が、急増する要介護高齢者の介護サービスを支える人材の確保である。介護サービスは典型的な労働集約型の事業であり、介護ロボットの出現等により一定程度の代替は可能としても、基本的に人による対応が必須である。更に介護サービスの場合、ベテラン介護職員だからいくつもの業務がこなせるというものではないため、介護サービス量やニーズに応じた介護職員数が必要になる。試算に見合う介護職員の確保には、毎年7.6万人ずつ増やさなければ到達できない数である。現在でも全国的に介護職員が不足しており、しかも介護の専門職である介護福祉士を養成する大学・専門学校が全国で急増したことや3Kという悪いイメージも重なり、最近では入学者の定員割れが続いているⅷうえに、更に少子化で就業人口が減少することを考えると、とても達成できる数字だとは想定されない。
引用元:© 2001-2020 All Japan Hospital Association. All Rights Reserved.(https://www.ajha.or.jp/voice/arikata/2011/01.html)
このように、医療従事者不足は非常に重大な問題になっています。
つまりたくさん患者がいても、それを受け入れることが出来ず、経営悪化してしまうわけです。
よって、聖マリアンナ医科大学東横病院のように、少子高齢化が閉院理由になる病院が出てくるということなんですね。
聖マリアンナ医科大学東横病院の口コミ
今回は、Googleの口コミを引用させていただきます。
ここでは、に対する世間の声を集めています。
診察時の待ち時間は長い。待ち時間2時間は覚悟。暇つぶしの道具は必須。
引用元:https://onl.sc/1P2vk8e
が、リスクはきちんと見てくれる。
お金もかかるかもだけど長い目で見ればリレーションをきちんととる方がメリットだと感じる。
電話で企業健診の予約をしましたが、
巣鴨さんという女性の方の応対が、今までの医療機関で一番と言えるほど懇切丁寧で、信頼できると思いました。残念ながら子宮頸がんの検査はスケジュールに空きがなく、胸のエコー+法定健診で予約となりましたが、川崎市の子宮頸がん検査の補助金情報まで詳しく教えてくださいました。子宮頸がんはまたその制度を用いて別の機会で受診したいと思います。
ご丁寧にありがとうございました。
引用元:https://onl.sc/1P2vk8e
脳神経内科に受診(HAM’パーキンソン)しております。
引用元:https://onl.sc/1P2vk8e
ご担当医師は患者に寄り添う対応をしてくださり感謝しております。
待ち時間も無くスムーズです。
また看護師さんの対応もよく治療に専念できます。
胃カメラといえば、ここでしてもらってます。お薬を使い痛みを感じることなくできます。先生やスタッフの方もとても丁寧な対応してくれました。
引用元:https://onl.sc/1P2vk8e
病気を患い地元の開業医にかかっていたが、治療の効果が全く無く、死にそうになったが、ここの病院に入院して3週間で治った。命の恩人。その後も通院しているが、医療費がやや多めにかかるのが難点。
引用元:https://onl.sc/1P2vk8e
まとめると、
- お金は少し多めかかるけどレベルの高い医療を提供してくれる
- 医師・看護師さんの対応が非常に丁寧。
などが挙がっていました。
待ち時間に関しては、長いと言う意見と短いと言う意口コミの両方があったので、時と場合によるのでしょう。
もちろん良い口コミだけではなかったですが、前向きな口コミが多く見られたのは事実です。
これまで地域医療を支えてきてくださった聖マリアンナ医科大学東横病院に、お疲れさまと言いたいですね。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「聖マリアンナ医科大学東横病院の閉院理由。高齢化で病院がつぶれるのはなぜ?」と題して記事をお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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