みなさんは、有名な山口県の観光地・秋芳洞で起こった事故についてご存じでしょうか?
ということで今回は「秋芳洞で事故?身元不明遺体のその後はどうなったかを調査。」と題して記事をお届けいたします。
ぜひ最後までお付き合いください。
秋芳洞で事故?身元不明遺体のその後はどうなったかを調査。
秋芳洞は、山口県美祢市にある、日本最大級の鍾乳洞です。
洞窟全体の長さは8,700メートルにも及び、そのうち約1,000メートルが観光コースとして公開されています。
秋芳洞の魅力は、なんといってもその圧倒的なスケールと、自然が作り出した美しい造形です。
洞窟内には、さまざまな形の鍾乳石や石筍が見られ、その神秘的な姿は訪れる人々を魅了します。
非常に美しい景色です。
山口県に訪れた際は、ぜひとも訪れてみたい観光地のひとつです。
秋芳洞で事故は起こったことある?
そんな山口県の秋吉堂ですが、実際に鍾乳洞なるものを訪れたことのある方は、次のように考えたことはないでしょうか?
「もしこの鍾乳洞の中に取り残されてしまったらどうなるのだろう」

筆者も小学校6年生の修学旅行の時に、秋芳洞を訪れましたが、美しさとともに少し恐怖も感じました。
ということでこの話に関連して、今回は秋芳洞で事故が起こったことがあるのかについて調べてみました。
そして早速結論をいますと、秋芳洞では何度か事故が起こった記録があることが分かりました。
下記の記録は、日本洞窟学会のHPに掲載されていたものです。
日時 | 洞窟位置 | 事故当事者 | 事故状況 | 怪我の程度 | 救助に関して |
---|---|---|---|---|---|
1993年12月27日 | 山口県美祢市 | 大学ケイビングクラブ | フリーでの4mの転落 | 左肩脱臼、頭部出血 | 救助を呼んだパーティサポートにより2時間後に自力脱出 |
2006年10月28日 | 山口県秋芳町 | 大学ケイビングクラブ | フリークライミング中に浮石が剥離し2m転落 | 左足・腰骨骨折、右足裂傷で全治3ヶ月 | OB, クラブ員を呼び寄せて3時間後にレスキュー開始、5時間後に搬出 |
2008年2月 | 山口県美祢市 | NPO法人または大学ケイビングクラブ | 不明 | 骨折 | 自力出洞 |
2009年9月22日 | 山口県美祢市 | 日本洞窟学会大会 | フリー昇降部を登っている際に1mほど転落 | 捻挫? | 自力出洞 |
2009年9月22日 | 山口県美祢市 | 日本洞窟学会大会 | フリー昇降部を登っている際、腕を捻って痛め、登れなくなる | 脱臼 | 大会本部より4名が救援。事故発生2時間後に救助開始、4時間後に救助 |
記録上では、実に5度もの事故が起こっているんですね。
ですが死亡事故に至っていないことは、不幸中の幸いかと思います。
詳しい状況がつかめないので分かりませんが、あんなところで4メートルも落ちたら、ひとたまりもない気がしますが・・・。
重要
とはいえ、秋芳洞を観光しようとしている人に知っていただきたいのは、観光客が落ちて怪我をしたというような事例はないということです。
事故の当事者は、大学のケイビングクラブや日本洞窟学会大会など、恐らく観光のコース外を探索されていた方たちだと考えられます。
もちろん鍾乳洞の中は少し湿っぽいので、こけたりしないように注意は必要です。
ですが普通に観光していれば、大きな怪我をすることはないので安心してくださいね😊
秋芳洞の身元不明遺体のその後はどうなった?
そんな秋芳洞ですが、実は過去に身元不明遺体の遺体が見つかったことがあったんです。
このニュースが報道されていたのは、2023年5月のことです。
山口県警美祢署は9日、同県美祢市の鍾乳洞・秋芳洞内の水路で60~70歳くらいの男性の遺体が見つかったと発表した。司法解剖の結果、死因は溺死で、死後1週間ほど経過していた。署は身元の特定を進め、事件、事故の両面で調べている。 署によると8日正午ごろ、秋芳洞を訪れた観光客が遺体を発見し、施設の従業員が119番した。遺体は身長168センチで、黒の長袖シャツに灰色のズボンをはいていた。洞の正面入り口から500メートル進んだ水路で横たわった状態で見つかった。
引用元:©2023 一般社団法人共同通信社 無断転載を禁じます。
© LY Corporation(https://news.yahoo.co.jp/articles/0760782fa58b58775320ff2fba0b483df6fd0528?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20231011&ctg=dom&bt=tw_up)
かなりショッキングなニュースですね。
ちなみに、この秋芳洞で見つかった身元不明遺体のその後については、情報がありませんでした。
起こったのが割と最近でもあるので、もしかしたらまだ身元が特定できていないのかもしれませんね。
また死因は溺死だそうですが、溺死となると、遺体の損傷がかなり激しく、身元の特定が難しくなったりもします。
秋芳洞の身元不明遺体の男性の何があったのか?
男性の死因として考えられる具体的なシナリオとしては、以下のようなものが考えられます。
- 事故
- 洞内を観光中に、水路に転倒して溺れる。
- 洞内を観光中に、足元を滑らせて水路に転落して溺れる。
- 洞内を観光中に、観光コースから外れて立ち入ってしまい、水路に転落して溺れる。
- 事件
- 誰かに突き落とされ、水路に溺れる。
- 誰かに水路に押し込まれ、溺れる。
ですが、観光中にどこかに落ちたとなれば、他の誰かが気付いてもおかしくないはずです。
そこで他にも可能性を探っていると、次のようなコメントをしている方がいらっしゃいました。
はい他の人同様、出て来ない人居てもわからないと思います。照明も暗いから閉じ込められないよう閉園前に見回りが限度かと。 水路ってどんなとこかな?観光客が見つけたって事は通路から見えたって事ですよね。ずっとそこに留まってたのに見つからなかったって事は無いように思うから上流から流れてきて運良く見つけてもらえた?
引用元:© 2023 一般社団法人共同通信社 無断転載を禁じます。
© LY Corporation
確かに、秋芳洞の水路に繋がる川から流れてきた、つまり男性は鍾乳洞外で亡くなっていたという可能性も考えられますね。
まだ詳細は判明していませんが、男性のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「秋芳洞で事故?身元不明遺体のその後はどうなったかを調査。」と題して記事をお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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